【パワプロ2020 再現チームパワナンバー】オリックス・バファローズ(2014)
2014年度戦績 80勝62敗2分(勝率.563)
1勝の重み
前年度2年連続での最下位こそ免れたものの5位に終わり、打線の中軸を担っていたバルディリスと李大浩も揃って他球団へ移籍。しかし他球団を自由契約となったヘルマンとペーニャを獲得し打線の穴埋めに成功。またMLBミルウォーキー・ブリュワーズからユニエスキー・ベタンコートを獲得。
開幕戦こそ2年連続の延長サヨナラ負けで敗れたものの、4月には月間18勝という球団新記録を達成。セ・パ交流戦に入っても勢いは衰えず、ソフトバンクと熾烈な首位争いを繰り広げた。一時期ソフトバンクに首位を奪われたものの、オリックスは前半戦最後の試合に勝利したことで17年ぶりに首位で前半戦を折り返すことに成功した。
しかし慣れない首位争いのプレッシャーに選手たちにも疲れが見え始め、後半戦は急ブレーキ。ソフトバンクも失速したため、9月25日には残り試合数の関係で2位のオリックスに優勝マジック7が点灯する。パ・リーグでは1998年の西武ライオンズ以来、セ・リーグを含めても2010年の阪神タイガース以来という珍事だった。
そして…
事実上の優勝決定戦となるソフトバンクとの直接対決、運命の10.2決戦を迎える。
4時間23分の大接戦を落としサヨナラ負けを喫した瞬間泣き崩れる伊藤、マウンドで呆然とする比嘉…
結局6年ぶりのCS進出を果たすもT－岡田の逆転3ランしか見どころもなく、6年前と同じ北海道日本ハムファイターズに敗れシーズンを終えた。
ベストオーダーはシーズン開幕時、交流戦開幕時のものです。四番ベタンコートとかいう黒歴史。
※2014年度シーズン開幕時のメンバーで作っています。そのため、途中加入のジョーイ・バトラー、ダン・ランズラー、育成契約から支配下登録への切り替えがあった榊原諒、トレードで加入する岩崎恭平は所属していません。二軍選手陣と合わせてパワナンバーを公開しておくので、お好きにいじってください。
チームについて
金子と西の先発2本柱に加え、比嘉、馬原、佐藤達、平野佳らの強力ブルペン陣を擁する投手力の高さがこの年のバファローズの武器。その証拠に、8月30日には7回終了時にリードした試合で100連勝という大記録を打ち立てている。
攻撃面でもペーニャが32本塁打を放ち、糸井嘉男が首位打者に輝くなど攻守ともに安定していた。一方で、金子千尋のノーノー未遂に代表される「勝てたはずなのに勝てない試合」が多かった。また、サヨナラゲームで11敗と終盤に逆転を許す試合展開も多く、「あの試合で負けなければ」という試合が多かったことも事実。
オリックスはこの年を最後にAクラスには一度も入れておらず(うち最下位2回)、さらに横浜DeNAベイスターズがCS初進出とCSファイナル進出を2016年に、日本シリーズ進出を2017年に達成したため、CSファイナル及びCS導入後以降の日本シリーズに進出したことがない唯一の球団になってしまった。また、2014年時の主力であった選手は大多数がオリックスを去っており、オフにはフロントがとち狂った補強を行い翌年は悲惨な成績となったため、この年に優勝できなかったことが今に響いていると考えるファンも少なくない。
パワナンバー:
rukchang.hatenablog.jp
←2021版はこちら
【パワプロ2020 再現選手パワナンバー】森福允彦(2014) 福岡ソフトバンクホークス
森福允彦(もりふく まさひこ1986.7.29-)
豊川高等学校→シダックス→福岡ソフトバンクホークス (2007-2016)→読売ジャイアンツ (2017-2019)
小さなヒーロー
高校時代は三河のドクターKとして名を馳せた。卒業後はシダックスに入社したが、2年目にシダックス野球部が廃部となったため特例措置でドラフト対象選手となり、福岡ソフトバンクホークスから4位指名を受け入団。
2008年の秋季キャンプからサイドスローへのフォーム改造に取り組んだ。2010年から左手を高く挙げる独特のサイドスローへ転向。この年から徐々に一軍に定着していく。
2011年には60試合に登板し防御率1.13と抜群の成績を残す。日本シリーズでは森福の11球と呼ばれる好投を見せ、チームの日本一に貢献した。
2014年は58試合に登板し4年連続50試合以上登板を達成。また、5年連続となるWHIP1未満も達成した。防御率も3.02と起用法を問わず結果を残した。
査定について
対ピンチF…被打率.199、得点圏被打率.254
打たれ強さE…LOB69.3%
対左B…対右.259、対左.170。左に強いというか右に弱い…？
パワナンバー:10700 61024 21129
【パワプロ2020 再現選手パワナンバー】奥浪鏡(2014) オリックス・バファローズ
奥浪鏡(おくなみ きょう 1995.8.29-)
創志学園高等学校→オリックス・バファローズ (2014-2017)→関メディベースボール学院
岡山の李大浩
高校通算71本塁打の長打力が魅力のドラ6ルーキー。
2014年は1年目ながら二軍で84試合に出場。チーム最多の7本塁打を放つなど活躍。
フレッシュオールスターにはウエスタン・リーグ選抜としてスタメン出場を果たし、山川穂高と共に優秀選手賞を獲得した。MVPは井上晴哉が獲得したため「重量級3兄弟」と呼ばれ注目を集めることに。
打撃では安打数(64)を上回る80三振、守備ではサードで21失策と課題も残ったが、未来の大砲候補としてファンからの期待は高まった。
ちなみに、ファン感謝祭での野球対決では伏見に死球を当てられ乱闘騒ぎに発展するが、なぜか被害者の奥浪が上半身裸にさせられることに…まさかその後脱がす側に回るとは思わないよね
査定について
三振…84三振。扇風機でもええやろ
エラー…21失策。自主トレ1時間(虚偽申告)の成果
併殺…12併殺。K-奥浪さん？
パワナンバー:10900 21031 65193
【パワプロ2020 再現選手パワナンバー】陽岱鋼(2014) 北海道日本ハムファイターズ
陽岱鋼(よう だいかん 1987.1.17-)
福岡第一高等学校→北海道日本ハムファイターズ (2006-2016)→読売ジャイアンツ (2017-)
台湾のスーパースター
球界を代表する5ツールプレイヤー。生まれは台湾だが日本の高等学校に3年以上在籍していたためNPBでは日本国籍扱い。
2005年のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズから1位指名を受け入団。
2006年は二軍で91試合に出場。打撃では打率.279、9本塁打と好成績を残すがショートの守備ではリーグワーストの30失策と課題を残す。
ショートとしての守備はイマイチだったようで、強肩を活かしたい首脳陣の意向により2009年に外野手にコンバート。この年は1軍昇格を果たすも結果を残せず2軍落ち。オフには名前を「仲壽」から「岱鋼」に改名した。
2010年からは徐々にスタメンに定着していき、2014年は膝の裂傷や肩の痛みといった故障を抱えながら打率.293、25本塁打と好成績を残した。守備でも2012年から3年連続となるゴールデングラブ賞を獲得した。
査定について
対左E…対右.301、対左.272
三振…108三振、三振率.200
チャンスB…打率.293、得点圏打率.379
盗塁B…盗塁成功率.769
初球○…0ストライク時打率.383(120-46)
ダメ押し…リード時打率.365(148-54)
パワナンバー:10300 21010 14387
【パワプロ2020 再現選手パワナンバー】東晃平(2019) オリックス・バファローズ
東晃平(あずま こうへい 1999.12.14-)
未来のエース候補
2017年に育成2位でオリックス・バファローズに入団。ゆったりとしたフォームから放たれるスライダーが魅力の安定感あふれる期待の若手。入団時は145km/hだったストレートの球速も149km/hまで上昇。昨シーズンは2軍のローテを守りぬきチームで唯一規定投球回に到達。防御率3.84、5勝7敗という記録を残した。
査定について
対ピンチE…WHIP1.395と平均的だが防御率が3.84
対左E…スライダーが武器の右投手は左に弱いとかいうテンプレ的発想
一発…リーグワースト3位の9被本塁打
球持ち○…タイミングの取りにくそうな腕の振り方。リリース○でもいい気はする。
パワナンバー:10000 00994 20352
【パワプロ2020 再現選手パワナンバー】アルフレッド・フィガロ(2012) オリックス・バファローズ
Alfredo Fígaro Fígaro(アルフレド・フィガロ・フィガロ 1984.7.7-)
リセオ・ホセ・ガブリエル・ガルシア高校→デトロイト・タイガース (2009-2010)→オリックス・バファローズ (2011-2012)→ミルウォーキー・ブルワーズ (2013-2014)→サムスン・ライオンズ (2015)→統一ライオンズ (2017)
無勝のエース
割と暗黒気味だった2010年代前半のオリックスで奮闘した助っ人投手。
2010年オフにオリックス・バファローズと契約。
2011年は初登板・初先発となった開幕第3戦で序盤の失点が響き黒星スタート。1度は登録抹消となるが1軍復帰後は5連勝。交流戦では加賀繁からソロホームランを放つなど活躍を見せたが援護に恵まれず再び2軍落ち。その後はリリーフで再昇格し、防御率3.42という成績を残した。
2012年は金子千尋の故障を受け、合併後では初となる外国人先発投手を務めるが5回3失点で敗戦投手に。
その後も打線の援護はほぼ無く、勝てない焦りから自滅するなど惨憺たる有様に。11試合に登板し防御率3.09と好投したものの、0勝5敗と2004年中日ドラゴンズの川崎憲次郎以来8年振りとなる開幕投手ながら未勝利でシーズンを終えることに。
さすがのムエンゴに痺れを切らしたのか、オフにはミルウォーキー・ブルワーズと二重契約を結び退団した。
査定について
対左F…対右.205、対左.311
対ピンチB…被打率.258、得点圏被打率.203
打たれ強さC…LOB78.9%
パワナンバー:10800 90973 49681
【パワプロ2020 再現選手パワナンバー】ジェイソン・スタンリッジ(2014) 福岡ソフトバンクホークス
Jason Wayne Standridge(ジェイソン・ウェイン・スタンリッジ 1978.11.9-)
ヒューイット・トラスビル高等学校→タンパベイ・デビルレイズ (2001-2004)→テキサス・レンジャーズ (2005)→シンシナティ・レッズ (2005-2006)→カンザスシティ・ロイヤルズ (2007)→福岡ソフトバンクホークス (2007-2008)→サマセット・ペイトリオッツ (2009)→阪神タイガース (2010-2013)→福岡ソフトバンクホークス (2014-2015)→千葉ロッテマリーンズ (2016-2017)
頼れる助っ投
2007年6月に福岡ソフトバンクホークスと契約。しかし成績不振で2008年に解雇される。その後アメリカに帰国するもメジャー契約は出来ず。2010年に阪神タイガースに入団しNPB復帰を果たした。
2013年オフに外国人枠の兼ね合いで阪神タイガースを退団。6年振りに福岡ソフトバンクホークスへ復帰した。
外国人投手としては史上2人目の全球団勝利を達成するなど自己最多の11勝を挙げた。
査定について
四球…与四球57
打たれ強さC…LOB75.7%
パワナンバー:10200 50827 27704
